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トライ アゲイン
第1章 序章
安祐美は腰にじんわりと
不思議な感覚が広がり始めるのに気づいた。
それが妙に怖くなって、
思わず股間に手を伸ばして祐介パパの髪の毛を鷲掴みイヤイヤと首を振る。
『やだ…マジで逝かされちゃう!!』
軽く絶頂を迎えようとしたその時、
鷲掴んだ祐介パパの頭がぐいっとさかのぼってくる。
女性自身の匂いが染み付いた唇が安祐美の唇を貪ってくる。
『何これ…こんなに気持ちいいの初めて…』
どんな顔をして私にキスをしているんだろう…
きっと、とんでもなくいやらしい顔をしてるんだわ。
とうとう我慢できずに目隠しの手拭いをほどこうとした瞬間、
「あぁっ!!!」
祐介パパの固くいきり立ったものが挿入された。
気づけば安祐美は彼の肩にしがみついていた。
「気持ちいいか?」
「んっ、うん…っ!!すごく気持ちいいの!」
挿入しても、焦らすように浅い位置でピストンが繰り返される。
弛んだ太鼓腹がブヨンブヨンとひきしまった安祐美の腹にぶつかってくる。
不思議とイヤな気分じゃなかった。
ああ…私、この人を愛しているんだわと確信した。
ふと、浴場でのいきなりのセックスに及んだ事から
当然のこととはいえ、彼がゴム無しの生挿入だと気づいた。
「どうした?」
「ううん、なんでもない。パパ…上手ね」
「そうか」
祐介パパが安祐美の体を抱き締める形で
深く押し入る。
そんなに太く大きいペニスじゃないのに奥まで当って少しだけ痛みを感じた。
女が本当に男を愛して受け入れた時、子宮がグッと降りてきて男を迎えることを安祐美は始めて知った。
ピストンする度に祐介パパの亀頭が安祐美の子宮にキスをする。
まるでタコの吸盤のように安祐美の子宮は男の亀頭に吸い付いて子種を欲しがっていた。
子種はあげないよとばかりに
察知したように、祐介パパのペニスはスッと安祐美の膣から逃げ出して、引き締まった安祐美の腹筋におびただしいほどの精液をぶちまけた。
安祐美は心の底から彼に惚れた。
パパ活ではなく、愛人としてパートナー契約を結びたいとさえ思った。