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トライ アゲイン
第10章 軌道修正
「グリップテープ、枕元にあるんじゃないかなあ
ちょっと探してみてよ」
懐かしい声に安祐美は『ハッ!』と我に返った。
そこは真っ白な壁に覆われた夜中の病室ではなかった。
いつか見たはずの部屋…
そう…これは…
間違いない!飛鳥先輩の部屋だ!!
「グリップテープ、枕元にあるはずなんだ
ちょっと探してみてよ」
そう言われて、そうよ、あの時のままだわ!
安祐美は元に戻った喜びを噛み締めながら
ベッドに四つん這いになって枕元をゴソゴソし始めた。
「グリップテープなんてないみたいですよ」
そう言いながら『さあ、来てちょうだい!背後から襲ってくるのよね?』と期待を込めて、わざとショーツが見えるようにミニスカートの尻を高々とせりあげてあげた。
チラッと背後を見やると、
飛鳥先輩がベッド脇にひざまずいて
安祐美の尻を覗き込んでいた。
『そうよ!このまま一気に私を犯して!!』
あの時と同じシチュエーションなので思わず笑い出してしまいそうになるのを我慢して
「ちょ、ちょっと先輩!」と尻を覗き込む飛鳥先輩を咎めるセリフを言ってあげる。
「なあ、安祐美、キスした事ある?…」
飛鳥先輩は、安祐美の体の上に体を乗せてきて同じように四つん這いになった。
飛鳥先輩は「さすがに俺が何を言おうとしているか君に分かるよね?」と言いながら、安祐美にキスをしてきた。
キスなんて数えきれないほど経験している安祐美にとって、飛鳥先輩のキスは物足りないようなぎこちさがあった。
そんな風に思われているとも知らず、
飛鳥先輩は舌を絡めてきた、
キスと同様にぎこちない指の動きで
安祐美の柔らかいおっぱいを揉んでくる。
キスが終わると、飛鳥先輩は安祐美にベットの上に寝転がれと命じてきた。
『来たわ!そうよ!あの日のままだわ!!』
ブラウスを捲られて純白のブラジャーを飛鳥先輩の目にさらしてしまう。
「おっぱい、結構おおきいね。
しゃぶりがいがあるなぁ」
好奇な笑みを浮かべると
飛鳥先輩はブラのカップをグイッと安祐美の首元まで引き上げると、まだ誰にも見せたことのない乳首を口に含んだ。
飛鳥先輩は童貞ではないのだろう。
舐めたり、歯で乳首を甘噛みして、わざわざ上目使いで安祐美の反応を観察していた。