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トライ アゲイン
第1章 序章
「ほらほら、服を着たままじゃ温泉に入れないよ」
祐介パパの手が安祐美の服を脱がしてくる。
今まで祐介パパを父親のように感じてきただけに
その血走った目に「男」を感じた。
無論、パパ活をしていろんな男に抱かれてきた安祐美だったので処女ではないし
セックスだってバンバンするし、嫌いな方じゃなかったけど、なんだか近親相姦みたいで祐介パパとは肉体関係を結びたくなかった。
「パパ…冗談はやめてよ」
やんわりと拒否の言葉を口にして
浴衣の帯を解く手を掴んで阻止した。
「僕にお礼をしてくれるんだろ?
だったらいいじゃないか」
祐介パパの手首を握って阻止しようとしても
男の力には及ぶはずもなく
そのまま帯が解かれて浴衣の前がはだけた。
「無粋だねえ、下着なんか着けちゃダメじゃないか
そうか、今時の若い子は風流ってもんを知らないのかな?」
安祐美が祐介の手首を握っていてもお構いなしに
彼の手は安祐美の背中に回ってくる。
肩の関節が外れそうになるほど軋んだので
咄嗟に彼の手を離してしまう。
それを許してくれる合図だと勘違いしたのか
ますます祐介パパの行動は大胆になって行く。
「ほら、ブラジャーなんて取っちまおうな」
慣れた手つきでブラが外されてほどよい大きさの乳房を祐介パパに見せつけてしまう。
「ほらぁ、乳首が勃ってんじゃん」
祐介パパは汗ばんだ乳房に吸い付いて
勃起してしまっている乳首にしゃぶりついた。