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艶妻・蘭の扇情〜娘の家庭教師との淫靡でふしだらな個人授業
第4章 諦め
先生は一二時間早く家にやってくるようになったわ。

ある時先生が、あの娘は本当に言うことをきかない。母親に似たんだな、まずは母親の根性を入れなおさないとなって言って、縄を取り出したの。

娘の寝室に引きずり込まれて、全裸にされて、可愛いピンクの寝具で飾った娘のベッドに縛り付けられた。

両手と両足を括った縄を、ヘッドレストに縛り止められて、全開脚でバンザイのポーズで、私はもがいたわ。

娘が戻る時間までこんな格好のままにされていたらどうしよう。人生真っ暗だと思って本当に怖かった。

先生が解いてくれなければ、私はこのみっともない下劣な格好を娘に晒すことになる。そうなったら私の人生はぶち壊される。

先生、娘が戻るまでには解いてね、って懇願しながら、すべては先生に委ねられているんだわって実感した。

すべての命運を一人の男に託す。
あきらめと絶望、それと背中合わせにある異様な依存心が、不思議と私を発情させたのよ。

先生に感じる恐怖とか、こんなことする先生に対する軽蔑とかがごちゃ混ぜになって、一周まわって先生が逞しい存在に感じたわ。そして、心も体もすべて先生に委ねて燃え尽きてしまいたいって思った。

まだどこも触られていないのに、じくじくと、私のここが、底なしのぬかるみに変わっていったわ。

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