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艶妻・蘭の扇情〜娘の家庭教師との淫靡でふしだらな個人授業
第5章 年月を越えて
先日、事務所のオーディションに現れた娘は、研究生時代の蘭にそっくりだった。

蘭が僕を利用するなら、僕だって彼女を利用していいはずだ。

───なあ、君がかつてあのプロデューサーにしたようなことを、杏が僕にしたらどうする? 

喘ぐ蘭の白い背中に、ほとばしる粘液を降り注ぎながら、僕は心の中で蘭に聞いた。

あのころ君を抱けないまま鬱積していた欲望を、僕は、杏の体に放つんだ。

若いころの蘭にうり二つの、杏に快楽を刻み込み、女として育て上げるのさ。


僕のこの選択を君が知っても、何も言えないよね。

───だって僕たちが今いるこの世界は、そういう場所なんだから。

息を荒げる蘭を、こんどは壁際に立たせて向かい合い、片膝を持ち上げた。蜜が滴り落ちてただれる淫裂をぱっくりと開いて、まだ冷めやらぬ、慾に腫れあがった熱い肉棒を再び挿し入れた。


おわり

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