この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼のお誕生日の話
第7章 沖縄旅行 2日目
そのテントの所にいた
スタッフの人に声を掛けると
このビーチで色々と
マリンスポーツが楽しめるらしくて。
パラセーリングが1回と
マリンアクテビティを2時間
好きなだけ遊べるパックを
予約して置いてくれていて。
必要なライフジャケット等は
ここでレンタルしてくれるのだそうだ。
『巴さんは…パラセーリングは
経験したことありますか?』
「あれだよね?船で引っ張って貰って
パラシュートで空飛べるやつだよね?」
フライボードやウェイクボード
トーイングチューブには
定番のバナナボートの他にも
色んな形のがあるので、
最初はカウチソファに座るみたいに
座ったままで乗って引っ張る感じの
トーイングチューブはどうですか?と
スタッフの人にオススメして貰って。
ビックマーブルって名前の
2人乗りのトーイングチューブで
遊ばせて貰う事になった。
水面が目線と近いからか
かなり…実際の速度よりも
スピードを感じてしまって
キャーキャーと大きな声を出して
はしゃいでしまっていた。
ビックマーブルの次は
定番中の定番のバナナボートに乗せて貰って。
バナナボートは8人乗りだったから
他のグループと乗り合わせになたけど。
遊園地のジェットコースターみたいに
思えば…そんな…苦にも感じなくて。
さっきのソファみたいなのよりも
剥き出しに身体がなっている分
バナナボートは…スリル満点で。
一緒に乗っていたカップルの女性が
キャーキャー歓声を上げていたから
一緒になって…叫ばせて貰って。
『はぁ…、楽しかったですね…
バナナボート…定番だけあって…』
「うん、スリル満点だったね…」
他にも…2組のカップルが
パラセーリング付きのプランで
申し込んでいる…みたいで…。
今…さっきバナナボートに乗った面子で
そのままクルーザーに乗せて貰って。
1組ずつ順番に…パラセーリングを
体験する…事になった。
こうして下から見ていると
フワッと浮かび上がってから
上に行くまで…そんなに時間は掛からなくて。
さっきまで…下に居たのに
もう…あんなに小さくなってしまっている。
スタッフの人が詳しく説明をしてくれて
ハーネスの点検とかもしてくれるから。