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12歳年下の彼のお誕生日の話
第8章 沖縄旅行 3日目
駐車場に戻って来て、
私が運転をしたいと
彼に申し出ると、OKが貰えて
レンタカーの運転席に乗り込むと
彼がナビを次の目的地にセットしてくれた。
今度は私がハンドルを握って
レンタカーで名護を北上して
20分程車を走らせると。
次の目的地である
オリオンハッピーパークに到着した。
ここでは…オリオンビールの
製造工場の見学と試飲ができる。
10:30からの見学を
彼が予約してくれたみたいで。
私達と同じ時間の回で
工場見学をする予約をしてる人が
ロビーに集まって来て居た。
ロビーには大きなビールの
仕込み釜のオブジェがあって
その前で写真を撮ったりして
色々と書いてあるパネルを見ながら
案内が始まる時間まで時間を潰して待つ。
工場自体は東京ドーム位の広さがあるけど
工場見学のルートは各製造工程を
効率よく見学が出来る様にコースになっている。
昭和40年代のビールの小売店の
まちやぐぁを再現したオブジェもあったりして。
見学は料金はお1人様500円で、
見学が35分に試飲が20分程で約1時間だ。
缶にビールを詰めるラインとかも
見る事ができるのだが、
そのパッキングの速さは1分に1200本。
ビール製造能力は年間で7万2000キロリットル
と言う説明されても量が多すぎて
全然ピンと来ない数字だったんだけど。
オリオンビールはサステナブルにも
力を入れていて、ビール製造で発生す
る年間約5200トンの排出物は、
その100%が再利用されているのだそうだ。
ホップやモルトの麦芽粕は
飼料や堆肥として使用されていて、
ブランド牛の飼料や、地元の
高級魚として知られているミーバイの
飼料にも…利用されているのだとか。
工場見学の後は、出来たての
オリオンビールを試飲できる。
アルコールが苦手な人や、
ハンドルキーパーの為に
ノンアルコールや、ソフトドリンクも
用意されているので、しばし
運転手である彼には…申し訳ないが。
お許しを頂戴してから、
このお時間からビールを2杯頂いて。
ショップではグッツが色々と
売ってあったので、お揃いで
オリオンビールのTシャツを購入した。