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12歳年下の彼のお誕生日の話
第13章 彼のお誕生日
『どうして、誕生日
教えてくれなかったんですか?
教えてくれたら良かったじゃないですかッ。
えっと…今年の…1日は…っと
丁度…9月1日…日曜日ですよ?
だったら、今年はお祝いしましょうよ!』
「いや…ごめん……、その…
もう…誕生日が嬉しい年齢でもないし…。
付き合い立て…だったから、日も
無かったから…言うに…言えなくて…」
『まぁ…終わっちゃったのは…
今更どうにも…できませんけど…。
でも…来月は…入籍しますし。
晴れて夫婦になる訳ですからね?
んで、9月は巴のお誕生日ですし。
8月も9月も楽しみがありますし…』
自分のお誕生日が終わって
しんみりしてた感じだったのに。
来月の事と…私の誕生日を知って。
彼のテンションは…持ち直したみたいで。
『さ、巴さん…軽く流してから
そろそろ寝ましょうか…』
「うん…身体…ベタベタ…かも…」
汗もかなり搔いてたし
中出し…されたのも…
そのまま…もう1回しちゃったから
外に零れて来てて…ベトベトだし…。
一緒にシャワーをしてスッキリして
プールの方のクイーンベッドで
イチャイチャしてキスをして。
『おやすみなさい…巴…』
「うん、おやすみ。港斗…」
満たされた…気持ちのままで
その日の夜は…眠りに就いた。
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