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12歳年下の彼のお誕生日の話
第5章 7月7日 PM編

ホテルの人が荷物を持ってくれて
今日泊まる客室へと案内して貰った。

お部屋は…10階にある角部屋で。
ベージュとブラウンで統一された
落ち着いた雰囲気のある
ヨーロピアンテイストの内装の
デラックスツインのお部屋で…。

2つ…設置されているベッドの向こうに
ソファが置かれていて。
引寄せられる様にして
葵が部屋の隅のソファの方へと移動する。

『蛯名さん…そのソファの向こうの窓の
カーテン…開けて貰って良いですか?』

『あ、は…い、このカーテンですね…?』

ジャッ…とソファの向こうの窓の
カーテンを葵が開くと。
窓の向こうには海と明石海峡大橋が見えていた。

『わぁ~、凄い…良い眺め…ですね。
お部屋から明石海峡大橋が
すぐ近くに見えるんですね…
でも…なんで、折角の景色に
背中向ける感じにソファ置いてるんですかね?』

折角のオーシャンビューの
絶景の景色なのに、何故かソファは
その絶景に背中を向ける向きで設置されていて。

『あっち…から…見るのが…
この部屋の正解だから…だと思います…』

あっち…と…今居るソファのある
窓の前から更に奥に続いている
ドアの方を小林が指を指して。

あっちから見るのが正解と言う
小林の言葉のあっちを
確かめる為にそのドアを葵が開いた。

ガチャ…と…ドアを開くと。

部屋の角のコーナーの
2面の窓に面する場所に、
窓からその明石海峡大橋を望む
絶景を見ながら入浴できる
ハートみたいな形をした
ジェットバスが…見えていて。

『こっ…、小林サン…その…
い、…いいん…ですか?…ッ
こ…こんな…素敵な…景色が見える
お風呂がある…お部屋…なんて…ッ』

高い部屋なんじゃ…と…心配そうに
申し訳なさそうな感じにしていて。
美海さんとは…、蛯名さんは…
全然違う…んだなと小林は感じていた…。

『須磨のあっちのホテルよりも
この部屋の方が安い位ですよ…?
生田さんが…この部屋が
いいんじゃないかって…教えてくれたんで…。
大浴場もあるんで、ちょっと
休んだら…大浴場行きますか?』

明石海峡が見える庭もあるので
そっちの散歩でも良いですよと…



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