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処女(はじめての)浮気/お持ち帰りされた若妻
第1章 プロローグ·背徳の週末

ヌプッと、萎えたペニスを抜くと、男は仰向に寝て息を乱した。
中から溢れ出た子種が熱を残したまま膣口を伝い、シーツに染みを作る。
その感触にミキの身体がゾクリと震えた瞬間、くすぶっていた火種が大きく燃え始めた。
(だめなのに……もうやめたいのに……やっぱり、まだ欲しい。もっと……)
仰向けで荒い息を吐いている男ににじり寄り、四つん這いで萎えたペニスを口に含む。
「え、ちょ……奥さん……」
戸惑う男をよそに、ミキは頭を揺らし舌をそよがせた。
子種の残り香と熱に、舌の奥がうずく。
同時に、萎えたペニスが口の中で逞しい姿に戻っていく。
熱くて、固い――――
そのとき、背後から優しく尻を撫でられる感触。
「どうですか、俺の嫁さん……やらしいでしょう? まだやり足りないみたいで――」
低く囁くタツヤの声。
威厳を取り戻したペニスを咥えたまま、ミキは首を横に振った。(違う、違うの……言わないで)
でも身体はもう、止められない。
「次は……バックで、突いてやってください。一番好きなんですよ」
意地悪な声でそう告げると、膣口から白濁が混ざった雫がトロリと垂れた。
太ももをつたい、ポタポタとシーツの上に落ちる。
男がニタリと笑い、ミキの頭を押さえつける。
「俺はもう少しこっちを味わうから、旦那さんが後ろ――頼むよ」
「そうですか。じゃあ――挿れるよミキ」
すっかり大きくなったタツヤのペニスが、男の子種でぬかるむ穴へ、押し広げられるように入ってくる。
その焦れったい快感と背徳にミキは「んーっ」と、恥ずかしい声を漏らした。
(わたし、また快感に屈してしまった……でも、いいの―――タツヤが喜んでくれるから)
前と後ろの唇を塞がれ、ミキは今までの“寝取らせ”同様、恍惚の表情を浮かべた。
「また長い夜になりそうだね、ミキ――」
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