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処女(はじめての)浮気/お持ち帰りされた若妻
第2章 再会と予感


 小一時間ほどが過ぎ、2人には程よく酔いがまわってきた。

 「ところでさ、レンは遠い街で仕事してるって言ってたけど……今日は誰かと来てるの?」
「いや、ちょっとヤボ用でね。今夜はこの近くのホテルに泊まるんだ」
「ホテル?やだ、実家に泊まればいいのに」
「んー……まぁ、いろいろあってさ。ほら、もっと食えよ」と、レンはメニューをミキの前に差し出す。

 ふとした表情に、影が差す。ミキは思い出した。
レンは小1の頃こそ近所に住んでいたけれど、その後、何度か引っ越しを繰り返していたと聞いたことがある。
子供の頃は気づかなかったけれど、大人になった今なら、何か事情があったのだと察しがつく。

 「そ、そういえばさ……一年生の時、私と手を繋いで学校に行ってたの、覚えてる?」
「え?……そんなことあったかな」レンは照れくさそうに笑った。

 「だから私ね、大人になったらレンと結婚するんだって思ってたの。ママにもおばあちゃんにもそう言ってたんだから」
「ハハ、それじゃあ……今からでも結婚するか?」

 顔を見合わせ、くすりと笑い合う2人。
その瞬間、ミキの胸が高鳴った。

(ちょ、ちょっと……なにこの雰囲気。ドキドキしてきた……)

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