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カクテルバー 『cross×』
第2章 ドライ・マティーニ♪
夕食の前のウェーティングバー感覚でこの店で待ち合わせ、レストランで食事を楽しむ。
そんなデートの日が待ち通しかった。
会えるのは月に2〜3度。 私は何時でも会いたいけれど、入社して3年目のあなたは上司に連れ回されて 忙しい日々を送っていた。
待ち合わせはするにはするが、キャンセルになる事が度々あった。
そんな時は待ち合わせた『cross×』で1人、軽食とカクテルを楽しんだ。
「コウさん、今日も彼来れないの?…」
少し淋しそうな私を、慰めるようにマスターが声をかける。
「ふふっ…将来の社長さんは暇なしなんですぅ〜(笑)」
おどけて返す言葉にマスターは苦笑いする。
わっ…苦笑いでもエクボが出るんだ!
そんなことを思って笑う私の前に ドライ・マティーニが置かれた
そんなデートの日が待ち通しかった。
会えるのは月に2〜3度。 私は何時でも会いたいけれど、入社して3年目のあなたは上司に連れ回されて 忙しい日々を送っていた。
待ち合わせはするにはするが、キャンセルになる事が度々あった。
そんな時は待ち合わせた『cross×』で1人、軽食とカクテルを楽しんだ。
「コウさん、今日も彼来れないの?…」
少し淋しそうな私を、慰めるようにマスターが声をかける。
「ふふっ…将来の社長さんは暇なしなんですぅ〜(笑)」
おどけて返す言葉にマスターは苦笑いする。
わっ…苦笑いでもエクボが出るんだ!
そんなことを思って笑う私の前に ドライ・マティーニが置かれた