パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 ノンアルコール・カクテル♪

大通りのシティホテル。

その一角に入った小さな店は、入り口を別にして入って行く。


重厚そうな木のドアの使いふるされた金色の取っ手をガチャｯと回すと…


木目調の落ち着いた壁紙の店内。オレンジ色の照明がレトロな雰囲気を醸し出していた。


壁には人気の印象派の絵画のポスターが、数枚貼ってある…
クラシックな、大人の落ち着いた雰囲気だった。


会社帰りのサラリーマン風の男性が数名と女性が1人楽しそうに談笑していた。

５０歳位の男性が、笑顔で迎えてくれた。

｢やぁ、よく来たね。｣

案内された入り口側奥の席に並んで座った。


カウンター１２席だけの小さな店だが、落ち着いた空間だった。