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カクテルバー 『cross×』
第2章 ドライ・マティーニ♪
「行こう。下に部屋を取ってあるから」
「はい? へあー」
「部屋だよ(笑) コウ、しっかりしろ!」
右に私の腕を抱え、左に花束を抱えたあなた…
クスッ…大変だったね。
あなたはどんな思いで記念日を過ごしたのかな?
私は今あなたと一緒に居たい――
ただそれだけしかし考えてなかった…
そうかも知れない
ずっと あなたが私の側にいてくれる…
その確信が持てなかったのかも知れない…
不安で不安で自信がなかったんだよ…