この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
カクテルバー 『cross×』
第2章 ドライ・マティーニ♪
――4年前――
仕事帰りに待ち合わせて、何度目かのデートで ここに入った。
素敵過ぎるあなたに 女性客達が視線を向ける。
少し嫉妬した私はアルコールの強い辛口のドライ・マティーニを頼んだ。
「おい…大丈夫か!それキツいぞ」
心配するあなたを他所に、グッと一口飲み込んだ。
ゴホッゴホッ!
強い刺激にむせかえる。
あなたは顔を覗き込んで、優しく背中を指すってくれた。
クスクス笑うあなたが眩し過ぎて うつ向く顔が真っ赤になって行くのを、マティーニのせいにした…
ドキドキ
ドキドキ
胸の高鳴りが治まらなか
った。
仕事帰りに待ち合わせて、何度目かのデートで ここに入った。
素敵過ぎるあなたに 女性客達が視線を向ける。
少し嫉妬した私はアルコールの強い辛口のドライ・マティーニを頼んだ。
「おい…大丈夫か!それキツいぞ」
心配するあなたを他所に、グッと一口飲み込んだ。
ゴホッゴホッ!
強い刺激にむせかえる。
あなたは顔を覗き込んで、優しく背中を指すってくれた。
クスクス笑うあなたが眩し過ぎて うつ向く顔が真っ赤になって行くのを、マティーニのせいにした…
ドキドキ
ドキドキ
胸の高鳴りが治まらなか
った。