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カクテルバー 『cross×』
第4章 ソルティードッグ♪と スクリュードライバー♪
初めてキスをした日から、私は…"琢磨"と呼ぶようになった。
お互いを思う気持ちが日に日に重なり合って行くのを感じていた
夫は、日曜日になると決まって家を空ける様になった。
私はもう、何も言わなくなっていた…もう終わりかな。
それでも、朝食を作り送り出し、家事をこなし…毎日の日課も決して手を抜かなかった。
こんな風に年月だけが、ただ過ぎて行くのだと自分に言い聞かせ、仮面夫婦を演じる…
そんな中で、琢磨との逢瀬だけが、私の幸せの全てになっていた。
日曜日に『cross×』で待ち合わせ、何処かのお店で食事をする。
帰り際にキスをして別れる…
"キスフレンド"
今のふたりの関係だった――
お互いを思う気持ちが日に日に重なり合って行くのを感じていた
夫は、日曜日になると決まって家を空ける様になった。
私はもう、何も言わなくなっていた…もう終わりかな。
それでも、朝食を作り送り出し、家事をこなし…毎日の日課も決して手を抜かなかった。
こんな風に年月だけが、ただ過ぎて行くのだと自分に言い聞かせ、仮面夫婦を演じる…
そんな中で、琢磨との逢瀬だけが、私の幸せの全てになっていた。
日曜日に『cross×』で待ち合わせ、何処かのお店で食事をする。
帰り際にキスをして別れる…
"キスフレンド"
今のふたりの関係だった――