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カクテルバー 『cross×』
第4章 ソルティードッグ♪と スクリュードライバー♪
午後になり、夕飯の買い物に出ようとした時だった――
「汐里。話が有るんだ」
夫の低い声がより低く響いた。
「俺は汐里に何の不満もなかった…
ひとつ言うなら、君は美し過ぎて俺を苦しめた。
俺は、君に愛されてる自信がなかったんだよ…」
「どうしたの?今頃…そんなこと…――」
彼は1通の封筒をテーブルに置いた。
「俺と…別れて欲しい!」
突然の事に 言葉を失った。
「子ども…俺の子どもが…うまれるんだ――」
私は立って居られなくなりソファーに座り込んだ。
「あなた……」
「彼女とは…――汐里は…気付いてたんだろう!?
すまない…。
俺の子どもが見たい!
この手で抱きたいんだ…!」
夫の切迫した顔を見ていた――――
「汐里。話が有るんだ」
夫の低い声がより低く響いた。
「俺は汐里に何の不満もなかった…
ひとつ言うなら、君は美し過ぎて俺を苦しめた。
俺は、君に愛されてる自信がなかったんだよ…」
「どうしたの?今頃…そんなこと…――」
彼は1通の封筒をテーブルに置いた。
「俺と…別れて欲しい!」
突然の事に 言葉を失った。
「子ども…俺の子どもが…うまれるんだ――」
私は立って居られなくなりソファーに座り込んだ。
「あなた……」
「彼女とは…――汐里は…気付いてたんだろう!?
すまない…。
俺の子どもが見たい!
この手で抱きたいんだ…!」
夫の切迫した顔を見ていた――――