パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 プロローグ

私とアキラが同棲を始めたのはお互い付き合い始めて約半年後の私、33歳でアキラが30歳の時だと思う。

突然アキラからこう言われたのだ。

「平井さん、一緒に暮らしませんか？」
「え？もう？」

「うん、俺、我慢できないよ…」
「我慢できないの？」

「うん、俺、平井さんと一緒にいたいんだ…」

相変わらずアキラはグイグイと私を押してくる。

「ありがとう、一緒に暮らしましょう…」

そんな経緯があり私とアキラは一緒に暮らすことになった。
そして、この年の12月にお互いのアパートを引っ越す事になったのだ。

3LDKのマンションを私たちは横浜のとある一角に借りる事になった。
そのマンションの近くには某高校がある。

某高校の近くに大きな交差点があった。
その交差点の角には1階が車のディーラーになっているマンションがある。

そのマンションの2階、正確には1階はディーラーなので部屋番号は103を借りることになった。
部屋は狭い玄関を入ると直ぐに廊下があり左右に洋室の6畳の部屋があった。

廊下をずっと入ってゆくと突き当りに13畳程の洋室のリビングがある。
そのリビングの奥には4.5畳くらいのこぢんまりとしたキッチンがあった。

その13畳程の洋室の隣の部屋が8畳の洋室になっていた。