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第7章 ゆきずりファックの女 前編

僕はこのコとやったんだろうか？


「ごめん、そうだっけ？覚えてないや」


若かりし頃の僕は冷たかった。


手を振り払おうとしたが、思いの外しっかり掴まれてました。


「あの、先月私に声かけてくれて…

私、びっくりして逃げちゃって…ごめんなさい」


どうやらやってないらしい。


「ああ、そんな事気にしないで」


「あの後、私、なんかあなたの事気になっちゃって、いつか会えないかって探してたんです」


おっと、逆ナンか？


こっちの方が手っ取り早い。