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気付かされた願望〜瑞穂の場合〜
第1章 瑞穂
私の人生は充実している。
こう迷いなく言える人は、きっと少ないと思う。
しかし私の場合は少数派の方だ。
大学を卒業し好きな会社に入社でき好きな仕事が出来た。
周りの同期の女の子達は結婚、出産で退職していった子と、仕事に邁進し一人の人生を貫いている子の二つに別れている。
私は欲深いのだろう。そのどちらも望んだ。
20代で結婚し女の子と男の子を出産した。
幸い私の結婚、出産の頃から世の中の流れに乗り会社は産休制度がしっかりしていた。戻れる環境もあった。
私の実家も近く両親も健在な為、色々なサポートを受けられるという恵まれた環境もあった。
おそらく世の中の育児をしている女性からは羨ましがられる環境だっただろう。
夫の誠司は単身赴任で家にいない事が多いが、それでも私のことを尊重してくれ仲も悪くない。
日々充実している。
そう思える。
こう迷いなく言える人は、きっと少ないと思う。
しかし私の場合は少数派の方だ。
大学を卒業し好きな会社に入社でき好きな仕事が出来た。
周りの同期の女の子達は結婚、出産で退職していった子と、仕事に邁進し一人の人生を貫いている子の二つに別れている。
私は欲深いのだろう。そのどちらも望んだ。
20代で結婚し女の子と男の子を出産した。
幸い私の結婚、出産の頃から世の中の流れに乗り会社は産休制度がしっかりしていた。戻れる環境もあった。
私の実家も近く両親も健在な為、色々なサポートを受けられるという恵まれた環境もあった。
おそらく世の中の育児をしている女性からは羨ましがられる環境だっただろう。
夫の誠司は単身赴任で家にいない事が多いが、それでも私のことを尊重してくれ仲も悪くない。
日々充実している。
そう思える。