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気付かされた願望〜瑞穂の場合〜
第2章 目覚め
しばらくすると彼は精液を拭ってくれ目隠しのタオルを外してくれた。
お互い横になりかへが抱きしめながら頭を撫でてくれる。私が涙を流しているのは気付いているだろう。
「御免なさい。無理させちゃいましたね。」
「違うの。そうじゃなくて。私も良く分からないけど、悲しいとか辛いとかじゃなくて、むしろ満たされたと言うか」
「そうなんですか?そっか...」
「うん。だから気にしないで。あと、ありがとう。」
「こちらこそ。」
「なんか照れるなー。まさか和田くんとこんなことになるなんて。」
「俺もですよ。でも俺は入社した時から気になってましたけどね」
「そうなの?」
「はい。でも篠岡さん結婚してたから何もしなかったんですけど。」
「そうなんだ。嬉しいよ。ありがとう...」
でもはっきりさせなきゃいけないことがある。
「和田くん。ハッキリさせておきたいんだけど良いかな」
「なんですか?」
「私とこの後どうなりたい?」
「その話をしないといけないですよね。」
「うん。勝手なこと言うようだけど私は離婚して和田君と付き合うとか、そんなつもりは全く無いよ」
「はい。俺もそんなつもりは無いです。今の彼女と別れるつもりもないです。」
「うん。それでいいと思う。」
「僕もさらに勝手なこと言って良いですか?」
「うん。」
「この先も篠岡さんを抱きたい。もっと犯したい。僕の欲求を受け入れてほしい。篠岡さんの欲求も吐き出してほしい。都合いいって言われるかもしれないけど。」
「...うん。かなり勝手だね。」
「御免なさい」
「でも、私もおんなじようなこと考えてた。」
「そうなんだ。」
「だから、和田くん。私の御主人様になって欲しい。」
「僕で良ければ。」
「よろしくね。」
「こちらこそ。」
そうして見つめ合いキスをする。
許されることではないかも知れない。
それでも二人でこの沼に溺れていく決意を固めた。
お互い横になりかへが抱きしめながら頭を撫でてくれる。私が涙を流しているのは気付いているだろう。
「御免なさい。無理させちゃいましたね。」
「違うの。そうじゃなくて。私も良く分からないけど、悲しいとか辛いとかじゃなくて、むしろ満たされたと言うか」
「そうなんですか?そっか...」
「うん。だから気にしないで。あと、ありがとう。」
「こちらこそ。」
「なんか照れるなー。まさか和田くんとこんなことになるなんて。」
「俺もですよ。でも俺は入社した時から気になってましたけどね」
「そうなの?」
「はい。でも篠岡さん結婚してたから何もしなかったんですけど。」
「そうなんだ。嬉しいよ。ありがとう...」
でもはっきりさせなきゃいけないことがある。
「和田くん。ハッキリさせておきたいんだけど良いかな」
「なんですか?」
「私とこの後どうなりたい?」
「その話をしないといけないですよね。」
「うん。勝手なこと言うようだけど私は離婚して和田君と付き合うとか、そんなつもりは全く無いよ」
「はい。俺もそんなつもりは無いです。今の彼女と別れるつもりもないです。」
「うん。それでいいと思う。」
「僕もさらに勝手なこと言って良いですか?」
「うん。」
「この先も篠岡さんを抱きたい。もっと犯したい。僕の欲求を受け入れてほしい。篠岡さんの欲求も吐き出してほしい。都合いいって言われるかもしれないけど。」
「...うん。かなり勝手だね。」
「御免なさい」
「でも、私もおんなじようなこと考えてた。」
「そうなんだ。」
「だから、和田くん。私の御主人様になって欲しい。」
「僕で良ければ。」
「よろしくね。」
「こちらこそ。」
そうして見つめ合いキスをする。
許されることではないかも知れない。
それでも二人でこの沼に溺れていく決意を固めた。