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気付かされた願望〜瑞穂の場合〜
第3章 主従関係
バイブが私の膣壁をグリグリ刺激し、クリトリスを吸い込み震わす。乳首も吸引され全身が性感帯のようになっていた。
彼に道具のように扱われている。
恥ずかしく、惨めだが、その心境と裏腹にたまらなく興奮している事を自覚する。
身体は反応しさらなる快感に震える。
またイク。
「んーーつー!んっーー!あっーー!」
腰が跳ねふたたたびイカされる。もちろん機械は止まらない。
「あっーーー!んっーー!」
我を忘れ獣のように喘ぎつづける。

永遠とも思える時間、機械に犯され、イカされ、喘がされていた。
何度目かの絶頂を迎えたあとバスローブを着た彼がシャワールームから出てくる。
「お願いします!許してくださいっ!死んじゃうっ!」
バチンッ!
「アッ!」
彼にお尻を叩かれた瞬間また絶頂を迎えた。
体がビクビクと震えるのを彼が見ている。
「何?お尻叩かれてイッちゃったの?」
「許してくださいっ!」
「質問に答えろ」
「イッちゃいましたっ」
「どうしようもないな」
完全に見下されている。たまらなく体の奥がゾクッとする。
「許してくださいっ、お願いします」
「自分の立場分かった?」
「はい、お願いします、ゆるしてっ...」
彼が乳首とバイブを私から取り払う。後ろ手の拘束と首輪だけ残し脚は解放される。
おおきく深呼吸をし息を整える。
頭と頬を撫でられる。そこすらも性感帯のように触られると身体が反応してしまう
「んっ...」
「瑞穂、頑張ったね。」
撫でて来る手が暖かく心地よい
「...ありがとうございます」
「まだ頑張れるよね?」
「...はい、頑張ります」
「良い子だね。」
そう言って、彼が首輪にチェーンをつける。まるで飼い犬みたいだ。引っ張られそのままベッドから降ろされる。
「そこに正座して」
「...はい」
ベッドに腰掛ける彼の前で手を後ろに縛られたまま正座をする。
「瑞穂、嘘つかないって契約さっき早速破ったよね。」
「御免なさい」
「違うよね。申し訳ございませんだよね」
「申し訳ございません」
「まだ自覚が足りないみたいだから自分の口で、自分の言葉で宣言しなさい」
「...宣言ですか?」
「そう。自分の立場はどういうものなのか、今後どう振る舞っていくのか。きちんと自分で考えて言葉にしなさい」
ここが最後の一線だと思った。彼主導で決めていた主従関係を自分の言葉で、意志で宣言する。
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