この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の彼と入籍する話
第2章 2024年8月2日~8月3日

と、彼がそんな提案もして来たが
まぁ、元町駅から歩く事にして。
朝からシャワーを浴びて、
朝ご飯を済ませて。身支度を整えて。
今日の為に用意したワンピースを着て
このワンピースに合わせて
購入したパンプスを履いた。

テラスハウスから、垂水駅まで
彼と一緒に歩く。

『いつも車が多いから、
なんだか新鮮な感じですね…』

「でも今日は夕方は、
浴衣で電車に揺られる事になるけどね」

顔合わせでお酒を飲む事にしてるから、
今日は夜の葵ちゃん達との約束も
電車移動する事になるんだけど…。

垂水駅から電車に揺られて、
JRの元町駅から歩いて10分で
神戸のベイエリアのシンボルでもある
ホテルオークラ神戸に到着する。

地上35階建てのビルは、
ポートタワーと海洋博物館と並んで
神戸の象徴的な存在だ。
外観はビルと言う感じなのだが、
建物の中に入ると、木をふんだんに使った
大きな天井の高いロビーが出迎えてくれる。

建物自体は、古いが老舗高級ホテルの
格式の高さをロビーから感じる事が出来る。

大きな窓からは綺麗に手入れされた
日本庭園を眺める事が出来る。

ロビーからお庭を眺めていると
ここがメリケンパークだとは
ついつい忘れてしまうような
そんな独特な時間の流れを感じる。

『まだ時間ありますし、
ちょっと、庭でも歩きますか?』

「うん、そうだね…まだ時間あるもんね」

両親はシャトルバスでここまで
三ノ宮駅から来るはずだから、
まだここに来るまでには時間がある。

綺麗に手入れをされた日本庭園を
彼と一緒に歩いていると、
都会の真ん中なのを忘れてしまいそうだ。

お庭には小さな人口の滝があって、
水が上から落ちる音が涼し気だ。

池を渡る為の石の橋の上から、
池の中を覗き込めば
ゆったりと優雅に泳ぐ
錦鯉の姿を見る事が出来る。

『日本庭園も…良いですね…
確か…山手の方にありますよね?』

そう彼が日本庭園の話をして来て
今居る場所から山手側…にある
相楽園の事を彼は言ってるのだろう。

「ここから山手にある、
日本庭園って相楽園の事?」

『そうです、相楽園。
確かそんな名前だった気がします』


/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ