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12歳年下の彼と入籍する話
第6章 お盆休み

展示コーナーでは「大西洋の貝」、
「インド・太平洋の貝」、「世界の陸産貝」、
「日本の貝」と地域ごとに生息している
貝類を展示してあって。
インド・太平洋の貝のエリアは、
世界で一番多く貝類が生息しているだけ
あって色とりどりの貝を観る事ができる。

砂の中に住んでいる貝の
砂の中での様子がジオラマ展示で
観る事が出来て。
海に住んでいる貝だけじゃなくて
陸に住んでいる貝、つまり
カタツムリも展示されていて。

カタツムリウムのコーナーでは
葉っぱの形をした木製テーブルの上に
丸い円柱型のケースで
9種類のカタツムリが飼育されている。

その他にも琵琶湖にある
貝塚の一部をそのまま切り取ったものを
展示してあるコーナーとか。

『巴さんこれ、自分で砂の中から
貝殻探せるみたいですよ…?
それも…10個持って帰れますよ』

その小さな砂場みたいなコーナーで
大人が必死になって、砂の中から
小さな小さな貝殻を探したりして。

この西宮市貝類館は、
安藤忠雄氏の建築なのだそうで、
外観は風を受けるヨットの帆を
イメージした曲線的な
デザインになっている、通りで
外観お洒落だなぁっと思ったら…。

海洋冒険家・堀江謙一氏と海の大冒険をした
マーメイド4世号もここに展示されていて。

市営だけあって、大人200円と言う
かなりリーズナブルな入館料なのだが。
お土産に…可愛らしい貝殻の
プレゼントまで頂ける…なんて…
なんか…200円で申し訳ないような
そんな気分になってしまっていたのだが。

『てか…中に、クリオネが居て
びっくりしましたけど。
忘れがちですけど、あれ…貝なんですよね』

クリオネは…流氷の下の天使なんて
そんな名前で呼ばれたりしているが、
ハダカカメガイと言う貝の
一種なのだそうで。

奏多君は…ここでの展示と、
今から行くコーラルパークの
近くに砂浜があるので、
そこで貝殻を探して写真に撮って
夏休みの研究にすると言って居て。

コーラルパークで、
紫杏さんのご一家と合流して。
コーラルパークのお隣の
御前浜公園で奏多君が
貝殻を探している間に
おちびちゃん達はお砂遊びをしていて。
私と港斗君は砂浜の散歩を楽しんで。

ここは海水浴場じゃないから、
この季節でもそこまで混雑もなくて。


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