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エリート妻色情飼育
第63章 第五十六章 マドンナ
場面は春香が「秘密の部屋」で凌辱された日の数週間前にさかのぼる。
※※※※※※※※※※※※※※※
春香調教前「レストラン」
20●2年5月25日 PM 7:00
「カンパーイ・・・」
三つのグラスが合わさる音の後に、男達の逞しい喉の動きとつつまし気な裕子のうなじが見えていた。
「かっー・・美味いっ・・・」
井上が思い切り目を閉じて放つ言葉を悟は楽しそうに聞いていた。
井上と春香が婚約を報告した夜の事だった。
今夜は井上の婚約祝いを二人でささやかにする事にしたのだが、裕子も呼んだのだ。
「でも残念だわ、
佐山さんも来れば良かったのに・・・」
一通り酔いが廻る頃、裕子の言葉に大きな声で井上が答えた。
「仕方無いですよ。
社長のお供じゃ、
いくら専務だって誘えないし・・・
タマにはこうして
飲むのもいいものですよ・・・」
井上の顔が真赤になっている。
「あら、随分頼もしいのね・・・?」
裕子の声に、すかさず悟が同調する。
「そうなんだよ、コイツ・・・
遂この間まではコチコチだったのに
今じゃすっかり亭主気取りなんだぜ。
何でも佐山さんが処女だったもんで
それこそ有頂天になってるのさ・・・」
「せ、専務・・それ言わないって約束・・・」
慌てる井上の言葉を遮るように、裕子が妖しい微笑みを投げながら言った。
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春香調教前「レストラン」
20●2年5月25日 PM 7:00
「カンパーイ・・・」
三つのグラスが合わさる音の後に、男達の逞しい喉の動きとつつまし気な裕子のうなじが見えていた。
「かっー・・美味いっ・・・」
井上が思い切り目を閉じて放つ言葉を悟は楽しそうに聞いていた。
井上と春香が婚約を報告した夜の事だった。
今夜は井上の婚約祝いを二人でささやかにする事にしたのだが、裕子も呼んだのだ。
「でも残念だわ、
佐山さんも来れば良かったのに・・・」
一通り酔いが廻る頃、裕子の言葉に大きな声で井上が答えた。
「仕方無いですよ。
社長のお供じゃ、
いくら専務だって誘えないし・・・
タマにはこうして
飲むのもいいものですよ・・・」
井上の顔が真赤になっている。
「あら、随分頼もしいのね・・・?」
裕子の声に、すかさず悟が同調する。
「そうなんだよ、コイツ・・・
遂この間まではコチコチだったのに
今じゃすっかり亭主気取りなんだぜ。
何でも佐山さんが処女だったもんで
それこそ有頂天になってるのさ・・・」
「せ、専務・・それ言わないって約束・・・」
慌てる井上の言葉を遮るように、裕子が妖しい微笑みを投げながら言った。