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エリート妻色情飼育
第100章 第八章 予期せぬ温もり
裕子入社3年目「社長室」 
20●0年3月7日 PM 9:00

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「ど、どないしたんや・・・?」
幸造が驚いた顔で尋ねた。

それもその筈である。
深夜近い夜9時の社長室に制服姿の秘書がいた。
しかも振り向いた両目から涙が頬を濡らしているのだ。

「どないしたんや・・・?」
同じ言葉を繰り返すほど、男は狼狽えていた。

息子である専務からは、裕子は気の強い性格で男以上に仕事ができると聞かされていたからだ。
この二週間、専属秘書として共に過ごす内に納得するほどのスキルの高さだと認めていた。

それが今。
まるで少女のように怯えた表情で涙を流している。
秘書と言っても残業をするほどの業務は無い。
早苗もとっくに帰っている時刻である。

人生を含め女性経験が豊富な幸造は直ぐに察した。
裕子の答えを待たずにソファーに静かに座る。

裕子は恥ずかしさに顔を真っ赤にしていた。
まさか社長が会社に戻ってくるとは、想像もしていなかった。

今夜は政治家との会食で帰らないと聞いている。
戻った理由を考えるよりも自分の泣いた姿を見られたことが、裸を晒したように恥ずかしかった。
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