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エリート妻色情飼育
第160章 第六章 意外な訪問客
「あら、久しぶりね・・・」
裕子の顔を見て、克己は頬を染めた。

そう。
克己が胸をときめかせた理由がもう一つあったのだ。

社内イチのマドンナである裕子と会えること。
克己の憧れの人である。

裕子とは何度も肌を合わせていた。
上司である悟の情婦と知っていながら。

その魅力に男は虜になっている。
春香という、愛する妻がありながら。

実は克己を陥れるための罠だったのだが、裕子も次第に男に惹かれていき愛するようになっていた。

本気の愛情と妖艶なテクニックに克己は翻弄される。
春香は幸造達に淫乱になった姿を晒さないよう、ノーマルなセックスを強いられていた。

妻とは全く違う官能を与えてくれる裕子なのだ。
だが、その彼女とも結婚式以来、肌を合わせていない。

新婚三ヶ月なのだから当たり前なのだが、克己の方はそろそろ我慢の限界に近づいていた。

だが、連絡をしても上手にはぐらかされてしまう。
だから、今日、そっと話をしてみようとさえ思っていたのだ。

悟と春香のいる前では、流石に気がひけるので悩んでもいたところだった。
そんな克己の気持ちが分かるのか、春香がお茶の支度にパントリーに向かった時、耳元で囁いた。
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