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エリート妻色情飼育
第197章 第三十九章  最後の仕上げ
「あ、あなたぁ・・・」
心配そうに声を漏らす妻の瞳から涙が溢れている。

「頑張って、ボウヤ・・・」
克己の頭を抱きしめる裕子が耳元で励ます。

春香に目配せをして、ヘッドボード脇に置いてあったボトルを手渡す。
頷いたと同時に液体を繋がる部分に降り注いでいく。

「おほぉ・・おぉっ・・おぉ・・・」
滑らかになったアナルの感触に、悟は徐々にリズムを刻み出した。

「ああぁっ・・い、痛いっ・・痛いっ・・・」
それでも克己は痛みの大きさに悲鳴をあげている。

「あなた・・あなたぁ・・・」
春香は涙を流しながらローションオイルを降り注ぎ、夫のアナルにすり込んでいく。

(ごめんなさい、ごめなさい・・・)
夫を巻き込んだ罪の意識が湧きあがる。

体験済みの痛さは身に染みて分かるからだ。
克己を自分と同じ「性奴隷」にしようとしたことを、後悔し始めていた。

物足りないが平穏な「ノーマルな夫婦」でいれば良かったのではないかと。

「頑張るのよ、ボウヤ・・・」
そんな春香の気持ちに気づかないのか、裕子が優しく頭をなでながら励ましている。

「あなたぁ・・・」
不条理な光景に、それでも夫を楽にしてやりたくて春香は懸命にオイルを注いていく。

「ほぉっ・・おぉっ・・おぉっ・・」
悟の動きが滑らかになってきている。

克己のヒップを鷲づかみにして腰を打ち付けている。
悟の口が半開きになって、荒い息を吐いている。

「ああぁっ・・んん、んんっ・・んんっ・・・」
気のせいか克己の声も甘味を帯びて聞こえてくる。

「頑張って、あなたぁ・・・」
オイルのボトルを置いた春香は夫の痛みを和らげようと、ヌルヌルになった指で乳首を愛撫し始めた。

「ああぁっ・・あはぁ・・・」
新たな快感が克己の強張った体から力を抜いていく。

「ああぁっ・・な、何だ、これぇ・・・?」
徐々にアナルの刺激が別のものに変わっていく。

「おおぉっ・・おぉっ・・おおぉっ・・」
挿入を拒むように締め付けていた力が緩むと、悟のコックは動きやすくなっていた。
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