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エリート妻色情飼育
第27章 第二十四章 交換条件
春香の瞳が涙で滲む。
裕子がどう戦ってくれたとしても、もう遅い。
以前の綺麗な身体には戻れないのだ。
重く沈む春香の気持ちがわかるのか、裕子は最後の力を振り絞るように言った。
※※※※※※※※※※※※※※※
「お、お願いがあります、社長・・・」
哀願するような弱々しい響きであった。
形勢が有利になった幸造は急に強い口調で答えた。
「何や、あかんでぇ・・・
もう、遅いんや。
これじゃあ、
井上の両親に合わせる顔があらへん・・・。
大事に預かっとる社員の婚約者が、
変態のレズやとはなぁー・・・」
春香の胸に屈辱が込上げてくる。
だけど社長の言う通りであった。
自分達は変態なのだ。
崩壊しそうな春香の心を裕子の声が救う。
「わ、私が・・私が責任をとりますから。
私が悪いのです・・・。
私が無理やり誘わなければ・・・」
春香の頬に裕子の涙の粒が落ちてくる。
「ほぉー・・そうなんか・・・?」
幸造のズルそうな表情が歪む。
春香は思わず声を出していた。
「ち、違うの・・私も悪いんですっ。
わ、私も・・私からも・・・」
最後は消え入る言葉に、幸造と悟は顔を見合わせるとニヤリと笑った。
その仕草を春香には見られないように。
裕子がどう戦ってくれたとしても、もう遅い。
以前の綺麗な身体には戻れないのだ。
重く沈む春香の気持ちがわかるのか、裕子は最後の力を振り絞るように言った。
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「お、お願いがあります、社長・・・」
哀願するような弱々しい響きであった。
形勢が有利になった幸造は急に強い口調で答えた。
「何や、あかんでぇ・・・
もう、遅いんや。
これじゃあ、
井上の両親に合わせる顔があらへん・・・。
大事に預かっとる社員の婚約者が、
変態のレズやとはなぁー・・・」
春香の胸に屈辱が込上げてくる。
だけど社長の言う通りであった。
自分達は変態なのだ。
崩壊しそうな春香の心を裕子の声が救う。
「わ、私が・・私が責任をとりますから。
私が悪いのです・・・。
私が無理やり誘わなければ・・・」
春香の頬に裕子の涙の粒が落ちてくる。
「ほぉー・・そうなんか・・・?」
幸造のズルそうな表情が歪む。
春香は思わず声を出していた。
「ち、違うの・・私も悪いんですっ。
わ、私も・・私からも・・・」
最後は消え入る言葉に、幸造と悟は顔を見合わせるとニヤリと笑った。
その仕草を春香には見られないように。