この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エリート妻色情飼育
第229章 第二十一章 楽しい宴
「そこ、焼けとるでぇ・・・」
幸造が指さした肉を克己がトングでつまみ上げ、早苗の皿に乗せた。

「ありがとう・・・」
微笑む早苗の表情に克己は顔を赤らめた。

克己は早苗が大好きになっていた。
年上の魅力に虜になっていると言っても良い。

裕子にも同じ感覚はあったが、年齢もあまり変わらないこともあるが別の魅力がある。
時には姉であったり、時には恋人のような。

だが、早苗には今までに感じたことのないトキメキを覚えている。
大人の女としての魅力を。

そう。
まるで幼い頃に憧れた幼稚園の先生のような。

母と同世代だというが三十代後半にしか見えない。
それでいて、何も考えずに甘えていたくなるような、くすぐったい魅力にひかれるのだ。

「早苗さん、ビールはどう・・・?」
悟が割り込むように壜を突き出した。

「ありがとう、悟ちゃん・・・」
早苗の笑顔を奪うことに成功した悟が、得意げに克己を見た。

そのまま早苗の隣の席に座ると、両側で克己と挟むような状況になった。
若い男二人の間で早苗はビールの酔いもあって、顔を赤らめていた。

「悟ちゃん、克己ちゃん・・どうぞ・・・」
二人のグラスに順にビールを継ぎ足す。

「ありがとうございます、早苗さん・・・」
「ありがとう・・・」

克己の声に悟がすかさず重ねるとグラスを差し出した。
三つのグラスが合わさり、カチンと音がなった。

飲んだ後のグラスを置き、三人は微笑み合いながら談笑を続けていく。

「あらあら、モテモテね・・おネェ様・・・」
裕子が幸造の耳元で囁いた。

「ほんまや・・・」
甘い息をくすぐったく感じながら幸造が呟く。

「克己さん、早苗さんが大好きみたい・・・」
春香が裕子の反対側の席に座り、幸造のグラスにビールを注いだ。

「おぉ・・すまんな・・・」
軽く礼を返した幸造は喉を鳴らして飲み干していく。

太い首筋に喉仏が大きく上下するのを、裕子と春香が嬉しそうに見つめている。
/653ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ