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エリート妻色情飼育
第229章 第二十一章 楽しい宴
「春香、妬けちゃわない・・・?」
裕子が意地悪そうな顔で聞いた。

「う~ん・・・?」
見上げるようにして考え込んでいる。

「でも、私も早苗ネェ様が大好きだから・・・」
弾ける笑顔で答えた。

「ふふふ・・実は私もなの・・・」
裕子も笑って言葉を返す。

「あっー・・酔っぱらっちゃったぁ・・・」
幸造の腕を取り、身体を預けるようにして声を出す。

「いっぱい、しちゃったね・・・?」
「お、おい・・・」

イタズラな目をする天使に幸造は戸惑っている。
おさまっていたところが充血を始めたからだ。

「ずるい・・裕子ネェ様ぁ・・・」
春香も負けじと反対側の腕を取り、身体を預ける。

湯上りの甘い香りが男の鼻腔をくすぐる。
幸造は胸いっぱい吸い込んだ後、幸せな表情で声を出した。

「あぁ・・最高やぁ・・・」
大きな声に早苗達のグループも視線を向ける。

「明日も、ぎょうさんするでぇ・・・」
両腕で裕子と春香を抱き寄せると、早苗達に向かって片目を閉じた。

「まぁ・・幸造様ったら・・・」
早苗がクスッと笑った。

「キャッ・・・」
直ぐに二つの腕に包まれて、声を出した。

悟と克己が早苗の身体を同時に抱き寄せたからだ。
二人は目を合わせて頷いた。

「もちろんさ、おやじ・・・」
悟が嬉しそうに声をかける。

「僕も楽しみにしています・・・」
克己もすかさず言葉を返す。

【ふふふふ・・・】
【はははは・・・】

男達の、女達の笑い声が重なる。

誰もいない別荘の庭で楽しく宴が続いていく。
明日の興奮を思い浮かべて、それぞれの胸が高まっているのであった。
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