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第7章 LOVE Lesson H…

ヤナセの前に立つと、座ったまま私の両手を取って、見上げてジッと見詰めてくる。

光の加減で光彩が変わる瞳が、不思議で見入ってしまう。

そんな私にヤナセは

「緊張…されてますか？」

と聞いてきたから

「はい…まだ、ちょっと…でも、三回目何で…多少は慣れてきたかも…」

多分…ね…。

「そうですか……では…」

「はい…」

ちょっと目を伏せて、またジッと私を見ると

「キス…して下さい…貴女から…」

そう言って、細めた瞳を妖しく揺らめかせた。