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第9章 LOVE Lesson PASS

「ぎゅうぅぅぅぅ～！」

「きゃっ！」

コウセイに思いっきり、抱き締められた。

そして…温かい手で背中を優しく擦られる。

「お疲れ～お疲れ～。頑張ったね～」

「う…うん…」

凄い労ってくれてる様な…レッスン覗いてたのかな？

それと…なんかポカポカと落ち着いてくる…。

気持ちが落ち着いてきて、思わずコウセイの胸に頬擦りしてしまう。

「うんうん…緊張したよね～」

んん？何で、解るんだろう？

チロリと上目遣いで見ると、コウセイは視線に気付いて

「うん…まあ…スクールの伝説みたいなもんだから…」