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第10章 cherry shortcake

確かに…コウセイの言ってる事の方が素直なのかもしれない…。

下心無いって言っても…今の俺は下心だらけじゃないのか…。

俺は、無意識に唇を少し噛んでいた。

その横でコウセイとナツが、盛り上がってくる。

「だってさぁ～所詮男だもぉ～ん！勃っちまうじゃん！」

「はいっ！勃ちますっ！」

「そこに綺麗事を言っても、仕方なくない？」

「そうか……厭らしい事考えちゃいけないかと、思いました…」

「ナツなんか、若いんだからそんな禁欲的な事考えてたら、フラストレーション溜まるぞ！」

「そうですね！ぶっちゃけ毎日、抜いてます！」

「だよなぁ～俺は、毎日はないなぁ～」

……何か…取り留めが、無くなってないか？