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ラブカルチャースクール+α
第10章 cherry shortcake
パタン…カチャリ…。
オートロックで、鍵が掛かる。
今まで担当した生徒さんの資料が、棚にズラリと並べられている。
中身を見れば、一人一人を思い出せる…。
それくらい真剣に、向き合ってきた。
一番最新のファイル…『伊野琴海』
琴海がスクールに最初に訪れた日……
エレベーターで降りて、ドア開いた瞬間…君がいた。
不安そうな顔と驚いた顔…そんな君を見た瞬間、衝撃が全身に走ったんだ…。
2年前の…あの子だって…。
正直、凄い動揺してた…。
すっかり慣れた最近は、初めての生徒さんに緊張なんてしなくなっていた。
「えっと…今日のレッスン……」
カタカタカタ…
キーボードを打ち出した。
オートロックで、鍵が掛かる。
今まで担当した生徒さんの資料が、棚にズラリと並べられている。
中身を見れば、一人一人を思い出せる…。
それくらい真剣に、向き合ってきた。
一番最新のファイル…『伊野琴海』
琴海がスクールに最初に訪れた日……
エレベーターで降りて、ドア開いた瞬間…君がいた。
不安そうな顔と驚いた顔…そんな君を見た瞬間、衝撃が全身に走ったんだ…。
2年前の…あの子だって…。
正直、凄い動揺してた…。
すっかり慣れた最近は、初めての生徒さんに緊張なんてしなくなっていた。
「えっと…今日のレッスン……」
カタカタカタ…
キーボードを打ち出した。