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第12章 セイジ♡彼氏 編

「うん…」

ニッコリ微笑んで、チラッと上目遣いでセイジを見ると

「好きなの選んでいいよ」

コツンと頭を当ててきた。

キュン！

「う…うん…どれにしよっかな…」

「メニュー増えたから迷うよね…ピザ生地はふかふかにする？パリっとしてるのがいい？」

「えっと…パリパリしてる方がいいかな…」

「了解～！」

トッピングはハーフハーフにして、何種類か楽しめるのにした。

セイジがピザ屋に電話する。

「はい…１２時過ぎに…サイドメニューに…」

ただのピザの注文なのに、それすらもスマートに見えてしまうのは…

セイジの事が、大好きだからかな…。