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第14章 ヤナセ✣上司 編

カタカタカタカタ…。

「あぁ～！もう終わらない！」

今日は、結構レベルが高い合コンに誘われていたのにい～！

帰ろうと思った途端、パソコンがバグってデータが飛んでしまった。

よりにもよって、何で今日なのよ～！

時計をみると、２０時になろうしていた。

合コンは１時間前に、始まっている。

「あ～あ～皆もうターゲット、決めてんだろうなぁ～」

すっかり冷めたコーヒーを一口のんで、ため息を吐く…

「まぁ…ヤナセ部長みたいな人は、流石に居ないだろうけど～！」

高値の花の部長は仕事も然る事ながら、容姿端麗で目の保養にしている。

一人言だったのに…

「私が…どうかしましたか？」

ん…このお声は…