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第15章 ハヤト♥︎セフレ 編

「今日使ったの…全部やる…」

「え…全部？」

紙袋の中身を確認すると、さっきまで責められたバイブやローター…テグスまで、一式入っていた。　

しばらく会えないから、一人でやれって事なのかしら？

「ハヤト…これは…」

「来週は…それで、彼氏と宜しくやりなぁ～」

「ハヤト！？」

「出るぞ～腹減った～！」

あっという間に服を着て、ドアに向かい出す。

「ま、待ってよ～」

足を止めてハヤトは、振り返り

「オマエに拒否権は無いって言ったろ！」

また…いつもの不敵な笑いを見せる…。

「なっ！酷～い！」

慌てて追っかけながら、胸の奥は…ちょっと甘酸っぱい…。

ねぇ…来週…私の誕生日って…

知ってたの？

無意識に口元が、綻んだ。


まだ…この『セフレ』関係は…

止めれないかもね…。



ハヤト♥︎セフレ 完