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ラブカルチャースクール+α
第21章 LOVE Lesson2 受付
口端を引き攣らせながら選んだお茶を飲もうとすると、コウセイが素早くカップを一つ取った。
「俺はクリスタルマウンテン!」
「あっ!コウセイさんには淹れてないっすよ〜!」
「こんなにあんだから一つくらい、いいだろ!」
「構わないけど〜一言くらい何か言ってくれたらいいじゃないですかぁ〜!生徒さんだって飲みたいのかもしれないのに!ねぇ?」
いやぁ〜。
本当は、一杯で充分ですし。
「だからクリスタルマウンテンって言ったじゃん」
拗ねてるナツにコウセイ、脚を組んで不敵に笑って踏ん反り返る。
「そうじゃなくって〜!」
「あぁ〜!煩いよナツ!」
う〜ん…
二人とも騒がしいかな。
前回のマサキの時とは賑わい方が違うし。
出だしっからこんなんで、レッスンは大丈夫なのだろうか…?
若干途方に暮れそうになった時だった――――
プルルルルル!
「あ…レッスンの準備出来ちゃった」
ナイスタイミングでレッスン開始の内線が部屋に響くと、コウセイが受付らしかぬ台詞を呟いた。
「俺はクリスタルマウンテン!」
「あっ!コウセイさんには淹れてないっすよ〜!」
「こんなにあんだから一つくらい、いいだろ!」
「構わないけど〜一言くらい何か言ってくれたらいいじゃないですかぁ〜!生徒さんだって飲みたいのかもしれないのに!ねぇ?」
いやぁ〜。
本当は、一杯で充分ですし。
「だからクリスタルマウンテンって言ったじゃん」
拗ねてるナツにコウセイ、脚を組んで不敵に笑って踏ん反り返る。
「そうじゃなくって〜!」
「あぁ〜!煩いよナツ!」
う〜ん…
二人とも騒がしいかな。
前回のマサキの時とは賑わい方が違うし。
出だしっからこんなんで、レッスンは大丈夫なのだろうか…?
若干途方に暮れそうになった時だった――――
プルルルルル!
「あ…レッスンの準備出来ちゃった」
ナイスタイミングでレッスン開始の内線が部屋に響くと、コウセイが受付らしかぬ台詞を呟いた。