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第22章 LOVE Lesson２ Ｄ

あぁ…
大事にされていることが分かるセックスって…

凄く満ち足りる――――。

幸福感がつま先から脳天まで溢れそうな気持ちになった時だった。

「ん…来るかな？」

ワルツが止まり、マサキが素早く指を抜くと――――

ピュッ！

自分の股ぐらから水鉄砲みたいに水滴が数滴飛び出す。

「えっ！あぁっ！？」

ピュッ！ピュピュッ！

その液体は一回だけじゃなく更に続けて、弧を描きながら放出される。

空に舞う水滴は、照明の光を反射させてキラキラ光って綺麗だった。

呆然と見入っているとマサキは両腕で私の肩をそっと抱き締める。

「案外早く出来たね…『潮吹き』」

これが…

「潮っ――――あっ…あぁん！」

『潮吹き』を認識した途端、吹き出す度に放尿の時のようなゾクゾク感に背中がくすぐられた。

「やっ…ひゃぁ！」

止めどなく出てくる潮と、衝き上げてくる快感にどうしたらいいのか困惑してしまう。

「大丈夫だよ…直ぐに止まると思うから楽にしてて」

マサキは動揺している私を落ち着かせるようと、こめかみに優しくキスをしてきた。