この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
ガチャ――――
「あっ! 着替え終わったね」
やたら時間が掛かってしまったが、何とか着替え終わってドアを開けるとセイジが笑顔でソファーから立ち上がる。
「大変…お待たせしました」
「ううん〜そんな待ってないから気にしないで平気だよ。お茶飲む? ハナブサも淹れてくれるかもしれないけど」
セイジは何かと気遣いながら近寄ってきて、足取りが覚束ない私の手を取って支えてくれた。
あぁ…
本当に優しい人だな。
講師とか抜きにして、本当に思う。
「お茶…頂いてもいいですか?」
ハナブサが何を用意してくれているか分らないけど、落ち着いて飲める気がしない。
セイジが淹れてくれたお茶で、一息吐きたかった。
「了解! ちょっと待っててね!」
私をソファーまでエスコートしてくれたセイジは、テーブルの上に用意してあった茶筒の蓋を開ける。
茶匙で茶葉を量って急須に入れていく。
ポットのお湯を湯呑みに注いでから、急須に入れた。
流れるような動作に思わず見惚れてしまう。
セックスの技術だけじゃなくて、お茶の淹れ方まで、普段から訓練とかしているのかな?
そんな疑問を浮かべていると――――
「はい、お待たせ!」
セイジにお似合いな、爽やかな煎茶の香りが漂ってきた。
「あっ! 着替え終わったね」
やたら時間が掛かってしまったが、何とか着替え終わってドアを開けるとセイジが笑顔でソファーから立ち上がる。
「大変…お待たせしました」
「ううん〜そんな待ってないから気にしないで平気だよ。お茶飲む? ハナブサも淹れてくれるかもしれないけど」
セイジは何かと気遣いながら近寄ってきて、足取りが覚束ない私の手を取って支えてくれた。
あぁ…
本当に優しい人だな。
講師とか抜きにして、本当に思う。
「お茶…頂いてもいいですか?」
ハナブサが何を用意してくれているか分らないけど、落ち着いて飲める気がしない。
セイジが淹れてくれたお茶で、一息吐きたかった。
「了解! ちょっと待っててね!」
私をソファーまでエスコートしてくれたセイジは、テーブルの上に用意してあった茶筒の蓋を開ける。
茶匙で茶葉を量って急須に入れていく。
ポットのお湯を湯呑みに注いでから、急須に入れた。
流れるような動作に思わず見惚れてしまう。
セックスの技術だけじゃなくて、お茶の淹れ方まで、普段から訓練とかしているのかな?
そんな疑問を浮かべていると――――
「はい、お待たせ!」
セイジにお似合いな、爽やかな煎茶の香りが漂ってきた。