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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
セイジも顔を傾けたまま、私の顔に近付けてくる。
『キス』…
されるのかと思って目を細めると――――
「くしゃみ出そうかな?」
「へ…?」
満面の笑顔で、ティッシュを差し出してきた。
いやいや!
くしゃみじゃなくて…キ…
むにゃむにゃ…。
一人で盛り上がってしまって、恥ずかしくなる。
更に鼻先で揺れるカシミアティッシュに、何だか鼻腔がくすぐったくなってきて――――
「くっしゅん!」
本当にくしゃみをしてしまった。
「汗で身体が冷えちゃったかな? スクールのタクシーあるから、使った方が良いかも!」
「タク…シィ?」
また新たなアイテムが登場してきて不思議に思う。
「うん。レッスンで疲れて歩けなかったり、体調崩す人も時たまいるから、タクシーで送るんだよ。料金はかからないから安心して使って。 ハナブサに伝えておくね!」
爽やかに微笑みながら、セイジは端末を操作して素早くハナブサに伝えてくれた。
『キス』…
されるのかと思って目を細めると――――
「くしゃみ出そうかな?」
「へ…?」
満面の笑顔で、ティッシュを差し出してきた。
いやいや!
くしゃみじゃなくて…キ…
むにゃむにゃ…。
一人で盛り上がってしまって、恥ずかしくなる。
更に鼻先で揺れるカシミアティッシュに、何だか鼻腔がくすぐったくなってきて――――
「くっしゅん!」
本当にくしゃみをしてしまった。
「汗で身体が冷えちゃったかな? スクールのタクシーあるから、使った方が良いかも!」
「タク…シィ?」
また新たなアイテムが登場してきて不思議に思う。
「うん。レッスンで疲れて歩けなかったり、体調崩す人も時たまいるから、タクシーで送るんだよ。料金はかからないから安心して使って。 ハナブサに伝えておくね!」
爽やかに微笑みながら、セイジは端末を操作して素早くハナブサに伝えてくれた。