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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
「ありがとう…ございます…」
てか、結構遠くから通っている人も送ってくれるのだろうか?
そうだとしても、何から何まで配慮されていて、改めて感心する。
生徒はただ、旦那や彼氏との仲を改善したくて来てるのに、一カルチャースクールがここまでしてくれるのが常識の枠を超えていく。
レッスンのレベルもアップしたと同時に、私の身体も未知の領域に進んでいるけど…
卒業する頃には一体、私はどうなっているんだろう――――?
テーブルに置いた湯呑みを凝視しながら漠然とした近い未来が、お茶の水面みたいに揺らめいた。
手を組んでぼんやりと考え込んでいると
ポン…ポン…
再びセイジが優しく頭を撫でてきた。
「レッスン前にも言ったけど…本当に無理しちゃダメだよ。大事なのは技術より…自分を幸せにすることだからね」
トックン――――
優しい言葉に胸の奥が温かいものが湧き上がる。
「自分を…幸せに?」
「うん…そう」
セイジは最後に甘く微笑んでいたけど…
どこかちょっと切なそうにも見えた――――。
てか、結構遠くから通っている人も送ってくれるのだろうか?
そうだとしても、何から何まで配慮されていて、改めて感心する。
生徒はただ、旦那や彼氏との仲を改善したくて来てるのに、一カルチャースクールがここまでしてくれるのが常識の枠を超えていく。
レッスンのレベルもアップしたと同時に、私の身体も未知の領域に進んでいるけど…
卒業する頃には一体、私はどうなっているんだろう――――?
テーブルに置いた湯呑みを凝視しながら漠然とした近い未来が、お茶の水面みたいに揺らめいた。
手を組んでぼんやりと考え込んでいると
ポン…ポン…
再びセイジが優しく頭を撫でてきた。
「レッスン前にも言ったけど…本当に無理しちゃダメだよ。大事なのは技術より…自分を幸せにすることだからね」
トックン――――
優しい言葉に胸の奥が温かいものが湧き上がる。
「自分を…幸せに?」
「うん…そう」
セイジは最後に甘く微笑んでいたけど…
どこかちょっと切なそうにも見えた――――。