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ラブカルチャースクール+α
第24章 LOVE Lesson2 O
思いっきり息を吸える状態にはなったけど、ずっと絡まっていた舌の感覚に何だか上手く呼吸が出来ない。
「ふぁぁ……ぁぁ…うっく……」
まるで水に溺れてるみたいな私に、ホズミは一旦動きを止めて
「大丈夫よ……」
優しく胸元を摩ってくれた。
「は…はぁぁぁ…ふぅ…」
「ふふ…そうそう。慌てなくても空気は逃げないわよ」
顔を覗き込んで穏やかに微笑むホズミに、気持ちと呼吸も落ち着いてくる。
ハッキリしてきた視界に映るホズミの顔は汗ばんではいるけど、やっぱり綺麗で――――
こっちは最初からホズミに振り回されているのに、講師だからといえど余裕のある顔にちょっと悔しい気持ちになってしまう。
目を細めてジッとホズミを見ていると、思っていることが顔に出てしまっていたのか鈎ように曲げた指先で頬を拭ってきた。
「ん? どうかしたの?」
もう……本当に……
「はぁ…誰のせいだと…思って…」
「ん〜。俺のせい?」
甘いんだから――――。
時たま現れるこの『男』の声と囁きは、凄く反則です。
「ふぁぁ……ぁぁ…うっく……」
まるで水に溺れてるみたいな私に、ホズミは一旦動きを止めて
「大丈夫よ……」
優しく胸元を摩ってくれた。
「は…はぁぁぁ…ふぅ…」
「ふふ…そうそう。慌てなくても空気は逃げないわよ」
顔を覗き込んで穏やかに微笑むホズミに、気持ちと呼吸も落ち着いてくる。
ハッキリしてきた視界に映るホズミの顔は汗ばんではいるけど、やっぱり綺麗で――――
こっちは最初からホズミに振り回されているのに、講師だからといえど余裕のある顔にちょっと悔しい気持ちになってしまう。
目を細めてジッとホズミを見ていると、思っていることが顔に出てしまっていたのか鈎ように曲げた指先で頬を拭ってきた。
「ん? どうかしたの?」
もう……本当に……
「はぁ…誰のせいだと…思って…」
「ん〜。俺のせい?」
甘いんだから――――。
時たま現れるこの『男』の声と囁きは、凄く反則です。