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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「ふっふふ〜ん!」
前回の楽しかったレッスンの余韻か、鼻歌を歌いながらスクールのエレベーターに乗り込んだ。
マサキ、セイジ、ホズミ……
それぞれ個性的だけど、三人とも優しくて安心してレッスンが受けられた。
「今日は誰が担当だろう?」
胸が期待でワクワクするみたいに、エレベーターも上昇していく。
チーン!!
「着いた!」
ドアが開いて勢い良く出ると――――
パッシン!!
弾けたような音が響いて、反射的に身を竦めた。
ひゃ!!
この音は――――SE・N・SU!!
目を見開いて固まっている私の前に、真っ黒の髪を静かに揺らし、深々と綺麗なお辞儀をする和風男子。
「こんにちは。先日は色々と失礼致しました。本日のご気分は如何ですか?」
「いえ…はい。大変よろしゅうございます…」
思わず無駄に丁寧な言葉使いになってしまう。
頭を上げたハナブサは口元を扇子で覆って、メガネの奥の黒曜石の瞳を少し細めた。
前回の楽しかったレッスンの余韻か、鼻歌を歌いながらスクールのエレベーターに乗り込んだ。
マサキ、セイジ、ホズミ……
それぞれ個性的だけど、三人とも優しくて安心してレッスンが受けられた。
「今日は誰が担当だろう?」
胸が期待でワクワクするみたいに、エレベーターも上昇していく。
チーン!!
「着いた!」
ドアが開いて勢い良く出ると――――
パッシン!!
弾けたような音が響いて、反射的に身を竦めた。
ひゃ!!
この音は――――SE・N・SU!!
目を見開いて固まっている私の前に、真っ黒の髪を静かに揺らし、深々と綺麗なお辞儀をする和風男子。
「こんにちは。先日は色々と失礼致しました。本日のご気分は如何ですか?」
「いえ…はい。大変よろしゅうございます…」
思わず無駄に丁寧な言葉使いになってしまう。
頭を上げたハナブサは口元を扇子で覆って、メガネの奥の黒曜石の瞳を少し細めた。