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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
歌舞伎役者みたいにポーズはキマッたものの、伸ばした腕にだらしなくストラップが引っ掛かり、二つの膨らみはプルンと揺れている。
何より咄嗟とはいえ、この巨人に『待った』を掛けてしまったことに、我に返ると身体中の血の気が引きそうになった。
「あ……すみ……」
「分かった。早く脱げ」
上ずる声で謝ろうとした言葉が遮られ、促すように腕からストラップを引き抜かれる。
ムードもへったくれもない上に、スパルタだな……。
でも怒鳴られなかったことには、ひとまずホッとした。
せっかちなワタリをこれ以上凄ませないためにも、いそいそとショーツを脱ぐ自分の姿は、まるでやる気満々みたいだ。
脱いだショーツの置き場に困りながら、ワタリの方を見やる。
「お待たせしました」
「貸せ」
そんな私にワタリはブラを引っ掛けた手を差し伸ばしてきた。
「え……これですか?」
「あぁ……一緒に置いとく」
ドキ!
些細なワタリの気遣いに、意に反してちょっと胸が奥が跳ねる。
さっきローブを無造作に放り投げといて、下着はセットアップで置いといてくれるんだ!
「ありがとうございます……」
少し感動しながらワタリの手のひらに、丸めたショーツを乗せた瞬間だった――――
何より咄嗟とはいえ、この巨人に『待った』を掛けてしまったことに、我に返ると身体中の血の気が引きそうになった。
「あ……すみ……」
「分かった。早く脱げ」
上ずる声で謝ろうとした言葉が遮られ、促すように腕からストラップを引き抜かれる。
ムードもへったくれもない上に、スパルタだな……。
でも怒鳴られなかったことには、ひとまずホッとした。
せっかちなワタリをこれ以上凄ませないためにも、いそいそとショーツを脱ぐ自分の姿は、まるでやる気満々みたいだ。
脱いだショーツの置き場に困りながら、ワタリの方を見やる。
「お待たせしました」
「貸せ」
そんな私にワタリはブラを引っ掛けた手を差し伸ばしてきた。
「え……これですか?」
「あぁ……一緒に置いとく」
ドキ!
些細なワタリの気遣いに、意に反してちょっと胸が奥が跳ねる。
さっきローブを無造作に放り投げといて、下着はセットアップで置いといてくれるんだ!
「ありがとうございます……」
少し感動しながらワタリの手のひらに、丸めたショーツを乗せた瞬間だった――――