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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
だけど顔にはハッキリと『不満』の二文字が書かれていたようで――――
「今イったら、疲れるだろ」
ギロッと光る睨み付きで、ワタリは簡単に説明してきた。
「……はい」
まぁ、確かに講師たちは無意味なことはしないけど……
自分たちの特色を基準にして欲しくはない。
自分の指の威力がどれだけのものか、ワタリは分かっているのかな?
そのワタリは床に無造作に脱ぎ捨てられたローブを指先で軽く広い、ポケットに手を突っ込んで何かを取り出している。
まだ唇を若干尖らせている私を目を細めて一瞥しながら、ワタリは小さなプラケースの蓋を剥いだ。
中から半透明な物体を取り出して
「ちょっと待ってろ」
と言いながらも、ワタリはものの数秒でことを終わらす。
あ……ゴムをつけていたんだ。
スクールのコンドームは、一般で見るような袋に入っているのとは違って、かなり特殊だ。
レッスンで毎回使っているとはいえ職人技のような見事なゴム捌きに思わず見入いってしまって……
これから起きるホラー劇場を想像だにしていなかった――――。
「今イったら、疲れるだろ」
ギロッと光る睨み付きで、ワタリは簡単に説明してきた。
「……はい」
まぁ、確かに講師たちは無意味なことはしないけど……
自分たちの特色を基準にして欲しくはない。
自分の指の威力がどれだけのものか、ワタリは分かっているのかな?
そのワタリは床に無造作に脱ぎ捨てられたローブを指先で軽く広い、ポケットに手を突っ込んで何かを取り出している。
まだ唇を若干尖らせている私を目を細めて一瞥しながら、ワタリは小さなプラケースの蓋を剥いだ。
中から半透明な物体を取り出して
「ちょっと待ってろ」
と言いながらも、ワタリはものの数秒でことを終わらす。
あ……ゴムをつけていたんだ。
スクールのコンドームは、一般で見るような袋に入っているのとは違って、かなり特殊だ。
レッスンで毎回使っているとはいえ職人技のような見事なゴム捌きに思わず見入いってしまって……
これから起きるホラー劇場を想像だにしていなかった――――。