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第25章 LOVE Lesson２ Ｂ

余りの感動に気持ちと股間も緊張が緩んだのか――――

ニュルリンッ！！

巨木がすんなりと花園に埋め込まれた。

「あぁぁぁっ！」

「入ったな」

新たな奇跡と、瞬く間に襲ってきた圧迫感に再び身体が震撼する。

な、何……
私の筒の中で何が起きているの？

自分の中に埋め込まれたものが何なのか解っている筈なのに、冷静に考えられないくらいお腹の中で未知なる世界が生まれようとしていた。

目と口を開いて固まっている私の様子を特に気にもせずにワタリは

「案外早く入れられたな。少し動かすぞ」

淡々と末恐ろしいことを言ってくる。

「あ……ぁ……ぁ……」

お願いぃ……
動かないでぇぇぇ！

心の中で手を伸ばしてもがくけども、口から出るのはモールス信号みたいに途切れた音だった。