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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
突っ込まれただけでも息が出来なくて大変なことになっているのに、これで少しでも動かされたら、本当に『逝く』!!

だけど圧迫感の苦しさで口が上手く動かないし、お腹の中はパッツンパッツンで締め付けて動きを止めるのもままならない。

「は……ぁ……ワ……」

喉の奥から絞り出される声はまともな形にならなくて、一言ずつ虚しく空に霞んで消える。

ワタリは脚を掴む力を少し緩めて

「手前に引くぞ」

ピストン運動を始めることを告げてきた。

本気だ……
本気で私を逝かせる気なんだ!

「ま……っ……ぇぇ……」

私は何とか精一杯の声を出して命乞いをする。

なんだかサスペンス映画で、犯人に襲われるヒロインの気持ちが、今だったら凄く良く分かる気がした。

だけどこれは映画でもドラマでもなく、現実だ――――。

ワタリの引き締まった腰がゆっくりと動き始め……

ビッグマグナムのトリガーが引かれた瞬間――――

「――――――はうっ!!」

目の前がバチバチと火花が散って、銃弾が飛び交ってきた。

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