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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
ゴクリ――――。

渇いた喉の感覚に唾を飲み込んだけど、喉仏が上下に動いただけだった。

次に動かれたら、気絶してしまうんじゃないかな?

今も身体を支えているのが精一杯で、両腕が小刻み震えている。

鋭いイーグルアイの睨みは、獲物を瞬殺しそうだ。

 一応ワタリの動きは止まったけど、こんなのほんの一時的で、きっとまた動きだすだろう。

基本は性器を扱きあってなんぼのセックス。

動かないなんて邪道だもの……。

だけどワタリは――――

「動いちゃダメなら、どうして欲しい」

「へ……」

予想を覆して、私に聞いてきた。

ワタリの一言に胸の奥がジィンと熱くなって、視界が霞んでくる。

まるで私、優しさに飢えてたみたいじゃない。

目元を手の甲で隠そうとした時に、ワタリが腰をガッチリ鷲掴みしてきて

「取り敢えず掴まっていろ」

「え……きゃぁ!」

低い声が飛んできたと同時に、私の身体も宙に浮いた。

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